[大石倉山秋月]


【大体の場所】場所は現在の大みかゴルフ場またはキリスト 教学園の中と推定される。今、大甕山倭文(おおみかさんしず)神社下に南石巫(いしくら)山、北石巫(いしくら)山がある。これは石の「みくら」と云って伝えでは鹿島香取両神の陣せる所と云われている。大みかゴルフ場の中には、岩山とおぼしき所が何箇所かあるが特定出来ない。秋月を愛でることを考えると、小高い丘から太平洋を臨 むことのできる場所であろう。


【現在の写真説明】

大みかクラブ周辺の高台から太平洋を見渡す。

  

【周辺案内】 

大甕佞文(おおみかしず)神社  
「大甕佞文神社」の祭神は武葉槌命で久慈町の鎮守様である。 鎮守の森には椎(しい)の大樹をはじめ数多くの植物が生息し、大甕神社 の境内の樹叢は市の天然記念物に指定されている。

 【周辺案内】「泉川道標」 大甕神社正面の道路脇に明和8年(1771年)、福島県須賀川にある 牡丹園を開設した泉屋中兵衛が建立した道標がある。この道は、かって陸前 浜街道として多くの旅人が往来し、奥州への主要道路として栄えた。


・釜坂夜雨 ・寺山晩鐘 ・三反田落雁 ・鉄砲場晴嵐
・千福寺帰帆 ・離山夕照 ・大石倉秋月 ・天王山暮雪
日立みなみ 私の散歩道 久慈八景