[鉄砲場晴嵐]


【大体の場所】 もとの千福寺(現在の久慈小学校)の後ろに鉄砲場と云う所があった。 天保年中(1830〜1844年)大沼海岸を本拠として、安藤内匠が20数名の部下と 大砲や小筒を持って海防係として沿海を警備していた。北は介川(現在の助川)から河原子、水木台、久慈浜千福寺裏へ人数を派遣し鉄砲を伏 せて守らせていたと言う。是を今に鉄砲場と云っている。久慈漁港が一望でき、晴嵐というにふさわしい眺めであったと思はれる。 場所は現在の久慈小の後側にある行戸公園周辺で、琴平神社が海の安全を見守っている。

【旧写真の説明】

久慈川河口周辺の全景

  

【現在の写真説明】       

行戸公園と琴平神社

                    

【周辺案内】 

行戸公園から日立港を望む


・釜坂夜雨 ・寺山晩鐘 ・三反田落雁 ・鉄砲場晴嵐
・千福寺帰帆 ・離山夕照 ・大石倉秋月 ・天王山暮雪
日立みなみ 私の散歩道 久慈八景