黒前神社 一の鳥居
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国道349号線から右折して、県道里美十王線に入り竪破山・黒前神社の
看板を左に入ると黒坂の集落である。
黒坂から高萩市米平に通じる未舗装の山道を進み、鬼越のT字路を左折して進むと登山口である
一の鳥居に達する。
参道左側の脇道は、車高の高い車なら走行可能。
二の鳥居前には駐車場と手洗がある。
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不動石
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弁天池
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黒前神社 仁王門
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2007年に新装された 仁王門 (随身門)。
仁王の石像は 1709年(宝永6年)に建立されたものである。
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甲 石
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釈迦堂前の広場には、
甲石
があって、中に十二神像が祀られていた。一部が盗難にあって失なわれたため、
現存する6体は黒坂の集落で保管されている。
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黒前神社 拝 殿
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釈迦堂のある広場から石段を直登すると黒前神社の拝殿である。
拝殿への階段を登りきった右手の手水石に
『中伊那郡的場村 池上善□□』と彫られている。長野県出身の「高遠石工」の一人が刻んだのであろう。
石段を通らずに、右側にある 竪破山の登山道を 回り道しても、拝殿に達することができる。
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黒前神社 本 殿
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黒前神社の本殿は石造りである。
拝殿前から竪破山山頂に向かう路の左側に、茨城県名起源説話を伝える 高さ約2.6mの
黒前神社碑が建っている。
1900年(明治33年)に建てられたもので、黒前神社に祀られる黒坂命
の事跡と神社建立の由緒が記されている。
碑面に『 …風土記曰 在昔山佐伯野佐伯穴居人来即竄窟人去即出遊 狼性梟情不可招撫彌阻風俗
大臣族黒坂命伺其出遊以茨棘窟内即縦騎馬兵逐之 佐伯等走帰触茨棘而死 因以為県名矣 今茨城郡是也… 』
と彫られている。
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竪破山 山頂
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竪破山の
山頂には展望台が設けられている。空気が澄んだ冬の朝には、筑波山はもちろんのこと、
富士山も眺望できる。
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太刀割石
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山頂の近くに、源義家が戦勝祈願した際、神から授かった刀で
割ったとされる巨岩がある。
徳川光圀によって
太刀割石
と名づけられたと伝えられる。
竪破山の散歩道は
ハイキング体験記
を参照下さい。
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