水戸八景


場所.ひたちなか市和田町2丁目総合支庁裏 詩句.「水門帰帆映高楼」(みなとの帰帆高楼に映ず) 和歌.雲のさかいしられぬ沖に真帆上げて みなとの方によするつり舟 石碑. 高さ2.1m 幅1.2m 厚さ0.2m。真弓山石灰石 文字.「水門帰帆」「帆」は古代文字で「馬」と 「風」を合わせた字。大きさ20cm。 風景. 石碑のある場所は高台で下に道路一つを隔てて倉庫などが 立ち並び、その向こうに海が見えます。港は少し南の方にあり、 遠く大洗から鹿嶋に続く海岸線に連なっています。 ここを発って南に下ると高台に湊公園があります。この公園 には光圀が元禄10(1697)年に建てた「いひん閣」という 別荘があったところで、海門橋の架かった那珂川河口や太平洋が 良く見えます。
行き方.村松から国道245号線を南下し、湊大橋の 手前の交差点を左折します。なかみなと駅前を過ぎて 信号で左折して総合支庁(旧那珂湊市役所)に向かいます。 その入り口の左脇にある左のような 「水門の帰帆の碑」の立て札を見ながら   右折すると駐車場があります。ここで  車を降りて南側に歩くとすぐに和田上  の石碑が見えます。 電車なら茨城交通那珂湊線那珂湊駅で下車し、 阿字ヶ浦方面行きバスの「 総合支所前」 停留所で降ります。 次(岩船夕照)へ

天保当時の行き方・風景は、をクリックすると見る事ができます。
左上和田上、右海門橋を望む 那珂湊港


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