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八つ凧(やつだこ)
 明治末期から昭和初期にかけて、久慈川河口付近でみられた伝統凧である。丸い輪を七つ組み合わせ、その下にハート形をつけているところから八つ凧とよばれている。
 冬の農閑期、主に茂宮川・久慈町あたりの田圃や河原で揚げられた。その後すたれてしまったが、昭和初期の八つ凧の骨組みが見つかり、昭和33年に復元された。
 現在では保存会も結成され、「日立市民凧あげ大会」なども催されている。

(日立市郷土博物館資料より)





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