諏訪梅林
園内には約300本の紅梅、白梅が植えられています。天保4年(1833年)、第9代水戸藩主徳川斉昭が植えたのが始まりと言われています。
明治の歌人、長塚節も明治35年(1902年)3月にこの地を訪れ「雪降りて 寒くあれど梅の花 散らまく惜しみ 出でて来にけり」などの歌を詠んでいます。
梅林入口には、馬頭観音があります。ここには石碑、石仏七基が有り、斉昭が梅林を造園される70年前に、建立されたと思われます。
山側の梅林が見渡せる高台には、第二次大戦で亡くなられたこの村出身者の氏名が刻まれた慰霊碑が建っています。
梅林の傍らを鮎川の清流が流れ、夏には水遊に興ずる子供達で賑わいます。
平成16年
3月7日の梅林
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