川尻八景6.水門(みなと)の帰帆



川尻漁港は蚕養神社の南を流れる十王川の川口から 筈磯に至る川尻海岸に開かれています。
朝夕漁から帰った船が入港してたくさんの新鮮な 魚介類が水揚げされ、地元や東京方面に運ばれて いきます。


川尻八景7,8.筈磯の漁火・御番山の秋月



 筈磯は川尻漁港の南端の沖にあります。夜にはこの辺りで漁火が見えます。
御番山は古くは矢筈山と呼ばれていましたが、幕末、近海にたびたび現れる異国船を 見張るため水戸藩により文化5(1808)年に遠見番所が置かれてから御番山と呼ばれる ようになりました。
海岸に面した崖の洞は年貢米の貯蔵庫として使われ、ここから船で水戸へ運ばれました。


筈磯

御番山



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