2007年 (平成19年) 5月 土 肥
参考資料(インタビュー、新聞記事、日立市観光課パンフ、参加した講座)
1 ウミウ捕獲場(=鵜取り場)の環境と 崩壊から再建まで
・ 白砂青松日本100選のひとつ「伊師浜海岸」は 砂浜から断崖絶壁へと変化に富み
ウミウには格好の休憩地点になっている。
・ 平成15年6月崩落した時には 鵜飼地への今後の供給が危ぶまれたが 各方面からの協力で
「長さ90メートルのトンネル」と共に「鵜取り場」(詳細は見学記)が完成し
16年10月に捕獲が再開された。
・ 鵜取り場は 海面より15m、長さ12m、奥行き3mの 断崖上の足場に コモと竹で
細長く作られた小屋の事で 「鳥 屋」と呼ばれている。
・ これまで1人だった「ウミウ捕獲技術伝承者」に 2人の後継者が加わり
再建後日立市の事業となった。
2 ウミウについて
・ 潜水遊泳が巧みな 中~大型のペリカン目ウ科。
・ 国内の渡り鳥で 春(3月~4月下旬) 繁殖のために 千島列島、
北海道沿岸へ北上し 秋(10月~12月下旬)越冬のために 本州沿岸、
九州方面へ南下する。
・ 集団(多い時は100羽以上の群れ)でV字や一直線になりながら
渡ってゆく。
・ 野性の7~8年に比べて鵜飼いの鵜は 15年ぐらい働き 20年位生きる。 |
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3 鵜飼いの歴史
・ 川鵜取りは 1~2世紀に 中国で行われていた。
・ 日本での鵜飼いの歴史は 千三百年前
江戸時代の書物に「伊師浜」での鵜取りの様子が書かれている。
食料や 自ら行う 「徒歩(かち)漁」のために 捕獲されていた。
・ 鵜飼地への供給は 大正以降から行れていた。
・ 以前は 餅竿を使っていたが 羽を痛めるので 現在は「鉤 棒」を使うようになった。
・ 捕獲技術は平成4年に 市の 「無形民族文化財」として指定された。
・ 昭和22年に「狩猟鳥獣」から外され 「一般保護鳥」に指定されたために 捕獲者が減少した。
・ 日立市では 鵜飼地への供給のみの捕獲が続けられてる。
4 「全国12ヵ所の観光鵜飼い」
5 鵜のパラダイス
十王町特産物 「ポポー」のアイスクリーム、ワイン
「伊師浜国民休養地」内に 「おとりのウミウ」が飼育されていて 観ることが出来る。
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近くにある 「伊師浜海水浴場」 |
「鵜のパラダイス」 |
池の向こう「鵜のパラダイス」 |
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