"命の水”として役だった日立の湧水
切り 目 の 湧 水
2011.10.26
                                                       金谷 俊治 まとめ
 住所: 日立市十王町高原

 アクセス:
 県道60号沿いの ”たかはら自然塾” より100m先右側に椎名酒造があり、その脇にある横川バス亭標識があります。横川バス停よりさらに里見方面へ1kmほど先の道路脇に切り目の湧水があります。
  十王川の上流域、十王町高原地区の県道60号脇にある湧水で、杉林の中の花崗岩類の割れ目から豊富に湧いています。地元では通称「切り目の名水」と呼んでいます。また古くから「湯殿山の水」として地域の人々の生活を潤してきた由。下左図に見るように、水量もまずまずで涸れることはなさそうです。下右図のように「湯殿山・月山・羽黒山」の石碑や、かつては修験者の聖地であつたのか馬頭観音が鎮座しています。
 簡易測定器の値が小さく表示されました。飲料水として適するようで調査者5名とも試飲して口々に美味しいと述べていました。
 
  吐水量は比較的多い
  取水口の左横に石碑が見えます。通行人が水を飲んだのかコップが置いてありました。 「湯殿山・月山・羽黒山」の石碑と馬頭観音の石碑
               次へ)(湧水トップに戻る