グミ島
グミ島
裸島
裸島
黄金色に輝くヒカリモ
黄金色に輝くヒカリモ
子供の広場
子供の広場

 先ごろ、日立市東滑川町にオープンした大型ショッピング施設「シーマークスクエア」と東滑川公園内に併設されたヒカリモ公園を歩いてみました。 広場で子供の遊びを見守りながらくつろいでいる家族連れ、ママ友と語らいリラックスしている人、グミ島に羽を休めている鵜の鳥にカメラを向けている 人、人それぞれに春の海をのんびりと楽しんでいるようでした。
  ショピングセンターの二階の遊歩道を抜けて歩道橋を渡ると先ずはヒカリモ公園になる。 ヒカリモ公園内には岸壁にあいた洞穴の水に浮かぶ黄金色に輝くヒカリモが数か所みられます。 その周辺には芝滑り場と、大型すべり台など遊具が設置されている子供の広場になっている。 その先には小さな砂浜と2つの岩からなるグミ島が眺められる。
 それより先に進むと眺望の開けるちょっとした公園があり、日頃の運動不足を解消できる健康遊具も設置されています。 そこから階段を下りて進むと鵜の島海岸に行けるようになっています。
  鵜の島海岸は水平線がどこまでも広がっていて太平洋が一望できます。 この海岸にはかつて栄蔵という僧が小島に小屋を建て修行していたと言われている裸島があります。その栄蔵を尋ねて来た西行法師があまりにも質素な暮らしぶりに感銘して、詠んだ歌が残っています。

西行法師の詠める歌
  太田尻 衣はなきか裸島
  沖吹く風は 身にはしまぬか

ヒカリモ公園入口から北側の鵜の島海岸までゆっくり探勝しながらでも、片道30分ぐらいで行ける手軽に楽しめる公園です。