112 新郷土日立 歴史編・地理編

2007年 (平成19年) 7月 6日

 日立市教育委員会では 7年ぶりに改訂した 中学校の社会科副読本 「新郷土日立」を 一般に発売した。 この副読本は 1961年 (昭和36年) に発刊され 全生徒に配布し 改訂を重ねてきた。 今回は 地域研究の進歩を踏まえ「歴史編」「地理編」の2分冊とし 内容を充実させたものである。

新郷土日立 歴史編_新郷土日立 地理編_新郷土日立 地形図
歴史編地理編地形図

 「歴史編」は B5版 94ページ 日立市郷土博物館のメンバー3名で分担執筆・志田諄一館長が監修。 原始時代から風土記に記された古代、佐竹氏が権勢をふるった戦国時代から水戸藩が支配した江戸時代、 鉱山開発から工業都市として発展するまでの歩みを記述。
 「地理編」は B5版 75ページ 日立教育研究所のメンバー5名が 分担執筆。 日立製作所関連工場の独立状況、日立市内の大規模団地一覧なども紹介。
 付録 「明治40年頃の日立地方」は B2版 1枚 5万分の1地形図。

 日立市内の書店や 日立市郷土博物館で買うことができる。
 歴史編・地理編・付録の地形図 3点セットで 1,000円 (税込)

                      ( 日立市教育委員会 ・塙山町 吉田 至 ・文責 吉田 稔 )


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