「新水戸八景3」


偕楽園と千波湖周辺(7).藤田東湖像

  徳川斉昭を助けて藩政改革に尽力し、  また 「正気の歌」や「弘道館記述義」
などで幕末の勤王の志士達に大きな影響を与えた水戸学者藤田東湖は
文化3(1806)年 に千波湖を臨む梅香に生まれました。 現在水戸市中央公民館
の敷地になっている生誕の場所には、東湖の像が建っています。
東湖は安政2(1855)年の江戸大地震で母を助けようとして圧死しましたが、
父藤田幽谷と共に保和苑傍の常磐墓地に眠っています。
なお、藤田東湖については、鈴木暎一茨大教授の著書「藤田東湖」(吉川好文館,1998)
などに詳しく述べられています。 
また、大洗にある「幕末と明治の博物館」には等身大の東湖像があります。 

つぎ(8).東照宮へ   
                          藤田東湖像                 東湖(左)・幽谷(右)の墓

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