水戸八景
場所.常陸太田市栄町滝坂東崖
詩句.「太田落雁渡芳洲」(太田の落雁芳洲を渡る)
和歌.さして行く越路の雁の越えかねて
太田の面にしばしやすらう
石碑. 高さ1.7m 幅1.4m 厚さ0.1m赤味花崗岩
文字.「大田落雁」「大」は「太」と同じで、
古代文字。大きさ縦20cm、横27cm。
風景. 石碑の建っている場所の下には、近代的
な市民交流センタ−の建物がある他、人家が建ち
並びかつての趣きはありません。ただ真弓・瑞竜
と続く向かいの山並みに当時を偲ぶ事ができます。
行き方.西山研修所を出て、太田中学のところから
293号線に出て左に曲がり、西山荘を訪れ
ます(地図の点線)。その後東に引き返し、
太田一高の傍の道を上って栄町のバス停
脇の駐車場に止まります。
左のような緑色の案内看板
があるところを左に下ると、
「太田落雁の碑」があります。
バスは「一高前」停留所下車。
北側に続く山並みの裾に水戸家の墓所
瑞竜山があります。ここは光圀が
墓所と定めたところで、初代藩主頼房を
はじめ、光圀、斉昭など代々の藩主夫妻が
葬られています。
ここへは、国道349号線を北に走って約5KM
で到着する事ができます(地図の点線)。
墓所の近くの旌桜寺(せいおーじ)跡には、
八幡太郎義家ゆかりの旌桜(はたざくら)
があり、春には美しい花を咲かせます。
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(参考:「常陸太田の史跡」)
天保当時の行き方・風景は、をクリックすると見る事ができます。
瑞竜山の墓所 旌桜寺跡の旌桜
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