茂宮川は常陸太田市の東側から日立市の南側を流れその流域には西暦350〜600年代の古墳や700年頃の横穴墓群、紀元前期の貝塚が多数存在しています。しかし 近年住宅地などの開発が進み一部消滅や消滅したものも散見されます。
茂宮川下流域
下流域(久慈町、南高野町、石名坂町、大和田町)にある主なものには舟戸山古墳(前方後円墳1基)、割山古墳群(円墳6基)、消滅したが一部を坂下小学校校庭に見られる大塚古墳、日立市で一番大きな前方後円墳がある西の妻古墳、大橋古墳がある。
横穴墓群については千福寺下、赤羽、坂下(消滅)、塙、後沢横穴墓群があり、これらの殆どが台地の南斜面に作られている。また縄文時代の中期から後期と見られる南高野貝塚がある。 |