日立の徳川家史跡2 栄蔵小屋跡 |
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平安時代末期に栄蔵法師という僧が田尻浜北端にあった小島に小屋を建てて修行して いたという伝説がある。 この島は栄蔵小屋と呼ばれ元禄10年(1697)光圀が安藤朴翁らとここを訪れた時、 橋を架けさせて渡ったという故事がある。 この島は田尻八景にも取り上げられていたが、天保4年(1833)の地震で海没し今は 僅かに堤が当時の面影を偲ばせるのみである。 近くの鵜の島温泉の傍には裸島という小島が今も残っており、西行法師がここを訪れた 時に栄蔵法師に向かって詠んだという、 「大田尻 衣はなきか 裸島 沖吹く風に 身にはしまぬか」 の歌碑が建っている。 参考文献:「田尻の風土記」 |
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栄蔵小屋があった田尻浜 西行歌碑 |
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