諏訪ささらの練習1


練習開始後、約2週間で、前庭(渡り、摺り込み、獅子掛り、猛処、歌舞、廻れ車)を舞うことができるようになっていました。 
メインの指導者は、獅子の指導1名、しゃぐまの指導1名でしたが、後半には、指導者は各2名になり、よりきめ細かい指導がなされていました。


   
 練習開始前に、5人が一列にならんで、
「よろしくお願いします」と、元気よく挨拶しました。

 ささら舞の順序を現した旗です。
行列の時、獅子の次に掲げられます。


「摺り込み」を舞う
中腰の二人がしゃぐまです。摺り込みの間、この姿勢でいるので、腰が痛いと言っていました。
しゃぐまは豆太鼓と錫杖を持って舞います。
おなかのところに太鼓を着けているのが、獅子で、左より大獅子、雌獅子、中獅子の順です。
ささらを舞うときの、基本的な立ち位置は、しゃぐま2名が前に立ち、次に大獅子と中獅子が立ち、
一番後ろに雌獅子が立ちます。

 「獅子掛り」を舞う
この立ち位置が基本です。
しゃぐまは錫杖を振りながら舞います。
獅子は、太鼓を打ちながら、頭を左右に振り続けながら舞います。


「猛処」を舞う

「歌舞」を舞う
獅子もしゃぐまも、右や左に深々とお辞儀をしながら舞います。
この日はOB(前々回にささらを舞った高校1年生が指導に来ていました。雌獅子担当だったとのことで、雌獅子の指導に当たっていました。いつも来られるわけではないが、これからもできるだけ手伝いに来ると言っていました。
ささら保存会の尽力とともに、過去にささらを舞ったOBが自主的に来ることで、ささらの伝承がスムーズになされているのだと感じました。

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