駒つなぎのイチョウ
県指定天然記念物(昭和44年12月1日)
樹種:イチョウ
樹齢:500年
幹周:6m
樹高:30m
駒つなぎの名は、延暦20年(801)頃に坂上田村麻呂が奥州平定に向かう際、戦勝祈願で鹿島神社に立ち寄り、その折イチョウの木に乗馬を繋いだことによる。現在のイチョウはその2代目だという。前には根元からのヒコバエが多かったが、現在は整理されている。
鹿島神社の流鏑馬(やぶさめ)は毎年10月29日開催され、天正12年(1584)から続く400年もの歴史がある。常陸太田市にあった太田城の城主佐竹義重が城北の鎮守としてこの鹿島神社を崇敬し、流鏑馬の祭事を興したという。
2013.11.29
2014.8.16
写真 内藤達郎