「浜の焚きあげ祭」は小正月の行事として、日立市会瀬町の海岸で、毎年1月15日に開催されます。今年は気温が4℃と寒く風の強い中、午後2時30分より実施されました。しめ縄が張られた中ほどに、地元の人たちや子供たちが、自分たちで作った正月飾りや、書初めの書き損じ、お札やお守り、正月縁起物などを持ち寄り小山のようにうず高く積みあげていきました。
                                            取材: 菊池 誠、金谷俊治

会瀬小学校の生徒340名と校長先生を含む先生方及び父兄、地域の方合わせて500名余りが、浜の焚きあげ祭に参加していました。

地域の役員と校長先生の挨拶の後、点火式の合図、浜太鼓の演奏や校歌斉唱などの式次第、進行は高学年の生徒たちの手で進められていきました。

 1年の幸福と無病息災を願い、いよいよ焚き上げです。強風のため点火するとたちまち横殴りに燃え上がりました。火が燃え上がる様子に、子供たちから歓声が上がりました。炎の勢いが強く、風上で離れていても、かなりの熱さを感じるほどです。万一のため「日立青少年の家」の構内には消防車が待機していました。

 会瀬小学校の生徒20数名により浜太鼓の演奏が3曲披露されました。
そのほか校歌や会瀬子供の歌などを元気よく歌って、浜の焚きあげ祭を盛り上げていました。

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