『日立のいま、2015 シリーズ』は祭りをとりあげます。そのスタートは今年、第6回目となる日立市河原子海岸での「ひたちサンドアートフェスティバル」です。会場には11個の砂の造形ができています。うち5個はプロの彫刻家の作品で、デンマーク4人、台湾・日本各1人の計6人で創作されました。当日は関東地方の梅雨明けが報じられた日で、猛暑の中での開催となりました。
                                                取材:菊池 誠、金谷 俊治、宇梶 秀夫
朝10時のオープニングは河原子中学校生のエイサーの踊りで始まりました。例年このエイサーから始めてきたそうです。
サンドアートに使用した砂は400トンです。砂だけでなく土も混ぜています。完成した作品に特殊なスプレー水で形が崩れないようにしています。作品制作の6日間雨が続き雨で流されたりして、残り2日間で完成も心配されたそうです。
サンドアートの会場では砂の造形の精巧なできに感心していました。会場の特設ステージでは幼稚園生から大人まで、午前と午後にチームダンスが披露され、参加者を楽しませてくれていました。 また、夜には花火を楽しむことができました。
サンドアート作成の労力は大変のようです。力仕事に筋肉の疲れもありましたと女性彫刻家の話でした。
 河原子漁港の駐車場は、まつり広場となり出店が並びました。
サンドアート会場入口で、「絆リング」を販売していました。これはこの祭りを継続させるための資金とするようでした。リングは7種あり、ピンクのリングが人気との話でした。
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