鹿島神社と成沢ささら


 成沢鹿島神社は、東国開拓の武神・武甕槌命を祀ってある。
常陸国第 一の宮鹿島大社の分霊を大同年間(806-809)に勧請と伝えられる。

 境内には、先年まで数百年の杉の大木が繁っていたが、枯死甚だしく伐採し たが氏子の献木で再び豊かな神社森に育っている。

 祈念祭(2月11日)、春の例祭(5月3日)、秋の例祭(11月3日) 新嘗祭(11月23日)、
加えて11月の七五三昇殿参拝等ともども大変な 賑わいをみせている



成沢ささら
 神社の春の例祭には、郷土民俗芸能「成沢ささら舞」が奉納され、
お供馬 や屋台に守られた御神体が、相川浜下り、潮垢離(シオゴリ)の渡御が行われた が、
近年の交通事情でこの行事を実施出来なくなった。
 「成沢ささら」は、地域イベントに笛の音に合わせた勇壮な「獅子舞」と 華やかな「しゃぐま」のしぐさを披露している。
ささらは、伝統的郷土芸能として県無形文化財に指定されている


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