日立市消防本部・日立消防署
神峰町 2-4-1 ( 旧桐木田広場跡地 )

日立消防本部の心臓部 司令室 日立消防本部の心臓部 司令室 化学消防車(手前)と はしご車 化学消防車(手前)と はしご車

日立消防本部の活動について説明を受ける 日立消防本部の活動について説明を受ける 通報訓練の体験 通報訓練の体験

 平成20年6月25日午後、当会のメンバー10名は、本年1月に移転、新装に なった日立市消防本部・日立消防署を見学した。目を見張るような最新鋭の消防車や 司令室に感嘆の声を上げながらの見て歩き。説明をして下さった職員から次のような有益 なお話を伺った。

 先ず施設、体制面として、当消防本部は延べ床面積5,700平方メートル、職員数 110名余り、車両台数25台を数える大施設である。庁舎は茨城県内消防本部初の 免震構造(*)になっており、例えば震度7の場合震度4位まで揺れが軽減される。 また各種災害を想定した救助訓練ができる施設としてA・B訓練棟を有している。 このほか防災広場には、重症患者搬送が可能なヘリポ-トがある。

 次に、日夜市民の安全・安心を見守って24時間体制で続ける消防隊員の 活動の一端としての救急活動について。昨年(平成19年)の救急車出場件数は 6,600件余り(18件/日)、本年も既に3,300件余りの出場となっている。

 お話は消火器の扱い方や火災警報器まで及び、消火器は5年に一度は点検すること、 住宅用火災警報器については、既存の一般住宅の場合、本年6月1日から設置が義務 づけられたことなど、知っているようで知らない話も教えていただいた。  2時間程の時はアッという間に過ぎた。

(*) 免震構造:建物1階部分と基礎部分の間に「積層ゴム」などの柔らかい緩衝材 を設置すること により、地震による激しい揺れが建物に直接伝わらないようにする構造。


2008年 (平成20年) 6月25日

佐藤 広子(取纏)・金谷 俊治(編集)・月沢 弥生・田中 昭・土肥 留里子・瀧下 文夫・八巻 秀雄・小滝 まさ子・古橋 靖子・吉田 稔

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