はまぎくの里

秋の10月~11月頃、水木浜に下りると、海岸の崖から垂れ 下がった茎の先に白い花をつけたはまぎくの群生しているが見られます。肉厚の緑の葉と白い花が、秋の海岸崖地に、晩秋の風情を添えています。

このはまぎくは、日立市付近が南限だそうですが、乱獲や自然破壊のあおりを受け、その数が減少しつつあります。水木小学校・泉丘中学校の児童会・生徒会が中心となり、毎年苗を作り、水木海岸に移植して、「はまぎくの里」つくりに取り組んでいるそうです。

泉が森のイトヨ

以前、泉が森の湧水池の水を利用した養鱒場が、泉が森の 隣にありましたが、その跡こ湧水でしか生存できないという希少な小魚、イトヨの生息が確認されています。イトヨは、トゲウオ科の魚で、体長5cm程、背中に3本のトゲがある、他所では天然記念物に指定されている程の珍しい魚です。

泉が森公民館の玄関を入った右手に、水槽で飼育されている イトヨの姿を見る事ができます

水木水公園

泉が森湧水池の隣の昔の養鱒場の跡地を、そのまま水公園にする計画が、水木水公園ワーキンググループ の手で進められ、水公園の実施設計案がまとまったそうです。引き続き、水木水公園運営準備会(仮称) が設立され、工事を担当する市当局と意見をかわしながらすすめてゆくそうです。イトヨの生活環境を 保存しつつ、市民が憩える楽しい水公園作り。その完成が待ち遠しく思われます。

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