中世の浜街道は田尻浜から相田浜を経て 小木津浜へと至る海岸道でした。 南静公園の北から海岸に降りるあたりを 「かけおり坂」といい、室町時代 末期の文明17(1485)年相馬の岩城常隆の 軍勢と、当時田尻館に住みこのあたりを 支配していた佐竹の被官相田藤八郎が 一戦を交えた古戦場跡です。多勢に無勢 佐竹軍は敗れ、岩城軍は太田ちかくまで 侵入しました。 次塩竈神社へ