日高学区:海・山の自然 小木津浜から静原古戦場へ |
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小木津浜にはかつて漁港があり、江戸時代に年貢米をこの浜より船積みしたという記録が あります。 常磐線が開通するまでは漁業と物品の運搬港として使われていたそうです。 半漁半農だった集落民は凪いだ日を選んで出漁し、大漁のときには馬に魚を積み大子や棚倉 までも行商にいったそうです。 また浜ではわかめやあわびも多くとれたそうです。 「東連津川風土記」より 近年、小木津浜から静原までの海岸に「しおさいロ-ド」が開通し、美しい眺めを 展望したり、サ-フィンなどを楽しむ若者達が増えています。 中世の浜街道は田尻浜から相田浜を経て小木津浜へと至る海岸道でした。 南静公園の北から海岸に降りるあたりを「かけおり坂」といい、室町時代末期の 文明17(1485)年相馬の岩城常隆の軍勢と、当時田尻館に住みこのあたりを支配していた 佐竹の被官相田藤八郎が一戦を交えた静原古戦場跡です。 多勢に無勢佐竹軍は敗れ、岩城軍は 太田ちかくまで侵入しました。 |
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小木津浜 遠景 |
しおさいロ-ドと静原古戦場跡 |
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