南高野史跡公園 (日立市南高野町1丁目) 

 

 坂本小から下りてくる形で住宅地を通り、史跡公園に入った。公園の頂上部は、広場になっており「南高野貝塚」の看板がある。その説明は、「南高野貝塚は、昭和54年3月茨城県指定文化財史跡で、今から4〜5千年前に人びとが生活のために食糧とした魚貝類、鳥獣等の残り滓を捨て、それが累積して形成された日立地方で最大の貝塚」と書かれている。 南高野史跡公園は広いので、貝塚がどこにあるかわかりにくい。頂上の広場から南西に降りる斜面(写真)が貝塚で、現在でもシジミの貝殻が無数に、また、縄文土器の破片が見つかることもある。

南高野貝塚、表土にシジミの貝殻が散見される

南高野横穴墓入口は狭い
 史跡公園には、貝塚のほか、上の台古墳群の円墳三基、南高野横穴墓群34基がある。円墳は、公園の中でお椀形に丘になっているが、指差されないと見逃してしまう。 

 南高野横穴墓群の一つの横穴墓に、参加者35人が交代で、5人づつ中へ入って形状の説明を受けた。横穴墓は、粘土が岩質化している斜面に掘られ、内面は丁寧に仕上げられている。横穴墓群の崖の下は、日立電鉄線が崖と平行に走っている。ここから、南高野駅には、100mくらいの距離である。 

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