御岩山の三本スギ 
県指定天然記念物(昭和43年9月26日)
樹種:スギ(1株)
樹齢:500年
幹周:8.4m
樹高:40m 
 御岩神社の鳥居をくぐると、空気の違いを感じる。入って直ぐ右側に地上約3メートルのところから、わかれた双幹が見え、もう一本はとさらに足を進めると後の三本目の支幹が見える。このスギ三本は、もとは一本なのか三本の癒着なのかわかっていない。これら支幹は、同じような太さで、それぞれまっすぐに上に伸びている。昔、この三又のところに、天狗が住んでいたという伝説があり、近所の人々や、御岩神社の参拝者に恐れられていたので、天狗杉との異名もある。
 平成12年4月林野庁は、全国の国有林の中から「森の巨人たち百選」として地域のシンポルとして親しまれている百本の巨樹・古木を選んだ。茨城県ではこの御岩山の三本杉が唯一選定された。


写真:内藤達郎 2015.2
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