日立市日高交流センター広場で、成人の日の11日(月)に鳥追い祭りがありました。
旧日高小学校の校庭の外回りにはテントが7つ張られ、その中で餅・焼きいも・甘酒・とん汁・おしるこ・べったらこんにゃく・ポップコーンなどが朝早くから準備され、9時半からこれらの模擬店で販売が開始されました。
 地域の家庭からは正月飾りが持ち込まれ、広場中央に積まれどんど焼きが行われました。
 
                                       取材: 内藤達郎・金谷俊治・佐藤廣子・宇梶秀夫
 写真左は、前日に撮った日高交流センター玄関の門松です。大きな孟宗竹3本は、どんど焼きの櫓組みに使われました。
 写真右は、日高交流センターの広場角に植えられている日立紅寒桜の開花した枝です。今年は、暖冬の影響か例年より早く、昨年の12月17日から咲き始めたそうです。
  
  広場の隅では餅つきが行われています。杵を3人が持ち、経験者の指導で交互に杵を搗き、わき合いあいと楽しそうでした。このモチは、まゆ玉飾りに使われたようです。
 広場中央にどんど焼きの準備をしている間、会場に準備された昔遊びの道具を用いて子ども達が楽しそうに遊んでいました。手前の子ども達は羽子板で遊んでいるところです。
 竹馬乗りに指導員の手を借りて挑戦する子ども達がたくさんいました。
 写真の奥は日立紅寒桜は2代目で、1999年3月5日に芽接した第1号クローン苗だそうです。
 どんど焼きが大分下火になってきましたが、自転車のリムを使っての輪回しを子ども達が楽しんでいました。
 模擬店では完売の声が競うようにどこからか、大きな声があがり、またあがる。その度に手締めが満足そうでした。
  予め用意されたミズキの枝と短冊状の餅を順に受取り、枝さきに親子でまゆ玉を作っていました。
  日高交流センター玄関前には赤・白・黄・緑など色どりの短冊状のモチがミズノキに付けられて、まゆ玉が飾られました。天候に恵まれた健康を願う行事でした。
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