成沢ささらの練習開始後、2週間


練習開始後、約2週間で、渡り、すり込み、すりがかり、舞うどころを舞うことができるようになっていた。 

メインの指導者1名で、獅子としゃぐま両方の指導を一人で行っていたが、途中から、数人の若手(過去の獅子の担当者)が、指導に加わり、よりきめ細かい指導をしていた。

 練習用の太鼓と豆太鼓、錫杖
太鼓は、獅子が首から赤く太い紐で吊るし、
胴体にひもで結わえる。
しゃぐまは、豆太鼓を左肩に担ぎ、右手に錫杖を持つ。
後方の箱には、獅子頭が入っている。

 「渡り」の練習
しゃぐまは、よく声が出ていた。
指導者は、姿勢や正面を見ることなど、
きめ細かく注意していた。


 「すり込み」の練習
獅子の動きがダイナミックなのに驚いた。

 「すり込み」の練習
しゃぐまは豆太鼓を両手で持って
獅子のほうへ突き出すように舞う。

 「すりがかり」の練習
獅子は、ジャンプしてから、太鼓を打つ。
ジャンプ後は下を向いたまま首を左右に振る。


「舞うどころ」の練習 
大獅子の舞
大獅子は、前へ出て左右に動いたのち、
膝立ちの姿勢から、立ち上がって、1回転するのが
難しそうであった。

「舞うどころ」の練習
中獅子の舞 
中獅子も、前へ出て左右動いたのち、
膝立ちの姿勢から、立ち上がって、1回転する。


 
 「舞うどころ」の練習
雌獅子の舞
雌獅子が後方から、前方へ出てくる。
しゃぐまは、「おさめて持ってこい、持ってこい」と
かけ声をかける。

この日は、メインの指導者を中心に、過去にささらを舞ったOBが指導に加わっていた。

ささら保存会の尽力とともに、OBが自主的に来ることで、ささらの伝承がスムーズになされているのだと感じた。

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