多賀駅は大久保学区の玄関口です。篠原駅長さんに多賀駅のことをお伺いしました。以下は篠原駅長さんのお話です。


多賀駅は、明治30年の常磐線開通と同時に下孫駅として開業し、昨年(平成10年)100周年を迎えました。駅舎は昭和30年に建設されたもので老朽化しており、駅舎のクリーン化に気を配っております。また、最近の傾向として、携帯電話の忘れ物が多くなっております。
旅行の相談はお気軽に当駅へどうぞ。社員一同お待ちしております。
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上の写真は、駅長さんから見せて頂いた歴史写真。昭和8年10月5日、日光参拝記念とある。乗客は全員和服姿。右端に転轍機が見える。
上の表は、同じく駅長さんから見せて頂いた昭和4年9月15日改正の多賀駅(当時下孫駅)の時刻表。列車の本数は、約2時間に1本。


駅前向かって左側に、白兎園宗瑞、西行法師の歌碑がありますが、その左手の公衆電話ボックスの横に、明治31年建立の「下孫停車場記念碑」が立っています。今から約90年前建立の記念碑です。

多賀駅前には、文学碑として、白兎園宗瑞の歌碑(大久保出身の江戸時代の俳人)、西行法師の歌碑(千石町に一泊した時に詠む)が、駅に向かって左側に立っています。興味のある方は、一度立ち寄ってご覧下さい。詳しい解説文が横に設けられています。

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