大 島
  海水浴場の沖合約250メートル程の所に、小さい ながらも『大島』と呼ばれる島がある。 満潮時には、波に隠れて小さいが、干潮時には大きく その姿を見せてくれる。  大島のすぐ近くに米島(小島)があり、両島の間は 湾状をなし、干潮時には岩礁を現し、特に5月の大潮 (潮の干満の差が一番大きい海の状態)の時には、 その全容を現してくれる。

この岩礁は、現在の河原子海岸では大島以外では見ることができないもので、岩礁の  潮溜まりには、ふだん見られない海藻や小魚、貝類などの海棲物が観察できる貴重な  島である。夏の海水浴シーズンには、船で渡してもらうことができる。 
  「干潮時の大島の磯」と「干潮時の大島と米島」の写真は、日立市役所発行の『日立の磯の動植物(環境を創る日立市民会議編)』 記載のものを引用しました。
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